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Q&A 医学編
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牛乳、ヨーグルトは何歳くらいから飲ませていいの?

骨粗しょう症を防ぐためにはどのくらい飲めば良いの?

牛乳を毎日飲むとコレステロール値が高くなる?

牛乳を飲み過ぎるとアレルギーの原因になるって本当?

高温殺菌牛乳はガンの原因になるって本当?
 
   
牛乳、ヨーグルトは何歳くらいから飲ませていいの?
   
きちんと食事をし、必要な栄養が摂れるようになるのは3歳からと言われています。この時期から飲ませてあげてください。
   
  なぜ赤ちゃんは、牛乳ではダメなの?
  離乳後期から幼児期にかけては、赤ちゃんの栄養の大半は食事から摂ることになりますが、この時期の食事は不安定で、その反面発育は盛んです。そのためたくさんの栄養をバランス良く摂ることが必要ですが、牛乳、ヨーグルトには、鉄分、DHA、ビタミン類など急成長する赤ちゃんには必要な栄養素が不足しているからです。早いうちから牛乳を与えると、鉄欠乏性貧血の原因となったり、腎臓に負担をかかえてします恐れがあるといわれています。
   
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骨粗しょう症を防ぐためにはどのくらい飲めば良いの?
   
骨粗しょう症にならないためには、1日に800〜1000rのカルシウムを摂取するこが勧められています。
 
 

骨粗しょう症は、カルシウムが不足して骨がスカスカになってもろくなり、骨折しやすくなる病気です。

   
  日本人とカルシウム
  我が国のカルシウム摂取量は。568r(平成10年国民栄養調査より)。これは、調査対象の平均栄養所要量(600〜800r)に対する充足率でみると、唯一、下回っている結果を表しています。牛乳1本(200ml)で206rのカルシウムが摂れるので、1日3食バランスの良い食事をして、それに牛乳200mlをプラスすれば、1日に必要なカルシウムは摂れます。しかし、加齢とともに骨から溶け出してしまうカルシウムを補って、骨粗しょう症にならないためには、1日に800〜1000rのカルシウムを摂取することが勧められています。それには牛乳をもう1本飲みましょう。牛乳だけではなく、チーズ、ヨーグルト、スキムミルクを組み合わせ、大豆製品、海草、小魚なども食べて、カルシウムをしっかり摂りましょう。
   
  骨粗しょう症予防は10代から
  骨粗しょう症は、50歳以降の女性に多く見られます。閉経後女性ホルモンの分泌が少なくなると、骨からカルシウムが溶け出やすくなり、急激に骨量の減少が進むからです。骨粗しょう症にならないために、次のことを心がけましょう。
   
 

思春期のころにカルシウムをしっつかり摂り、運動をし、最大骨量を高める。
     
 

加齢による骨量の減少を少なくするために、カルシウム不足にならないようにする。
     
 

吸収したカルシウムを効率よく骨にとりこむために、骨に負荷をかける運動をする。
     
 

適度な日光浴をする。カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、食物からも摂れるが、紫外線に当たることにより皮膚でも作られる。
     
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牛乳を毎日飲むとコレステロール値が高くなる?
   
コレステロール値が正常な人はその心配はありません。
 
  毎日飲んでも大丈夫!
 

コレステロールは健康の敵のように思われがちです。しかし、コレステロールは身体に必要な脂質なので、毎日1000〜1500rくらい肝臓や腸で作られています。通常3度の食事からも、1日300〜500rくらい摂っています。牛乳を毎日1本(200ml)飲んでも、摂取するコレステロールはわずか23mgです。

 
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牛乳を飲み過ぎるとアレルギーの原因になるって本当?
   
牛乳の飲みすぎでアレルギーになることはありません。もともと牛乳アレルギーの人以外は問題ありません。
 
  牛乳アレルギーについて
  アレルギーの原因としては成分のたんぱく質が関係しています。天然のたんぱく質分子は一定の立体構造を持っています。殺菌や調理などによって加熱するとその構造が壊れます。この現象をたんぱく質の変性といいますが、変性したたんぱく質はアレルゲンとしての性質が減ると考えられています。米国で長い間育児用に無糖練乳(エバミルク)が用いられてきた理由の1つは、十分に加熱されているのでアレルギーを起しにくいということからです。しかし、近年の研究では加熱だけでアレルゲン性が完全には消滅しないこともあきらかにされていますので、加熱さえすれば良いと安易に考えてはならないでしょう。
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高温殺菌牛乳はガンの原因になるって本当?
   
牛乳の殺菌・減菌に用いられるような加熱条件で、変異原性物質が生成されることはありません。
   
  高温殺菌牛乳に発癌性物質?
  高温殺菌牛乳には発癌性物質が含まれるという、ショッキングな議論が主として消費者運動家から出されたことがありました。昭和50年代のことです。その発端の1つはある香料会社の研究員S氏が「ミルクを100〜150℃に加熱して、サルモネラ菌の変異を使うエームスの方法で、変異原活性の上昇を認めた」という報告を、日本環境変異原学会の研究集会で発表したことでした。しかし、その解釈において重大な誤解がありました。それはこの実験が5時間という長時間の加熱で行われていたことで、そのことが講演要旨に書かれていなかったのです。UHT(超高温瞬間連続式殺菌)方法で150℃の加熱が行われるとしても、それは2〜4秒です。5時間がいかに現実離れした条件であるかはいうまでもありません。150℃という数字だけが独り歩きし、消費者団体などが大騒ぎしました。その後、この発表をしたS氏、並びに予防衛生研究所においても実験を行い、変異性物質を検出しなかったと報告しています。
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